無知
現実の世界は、あれゆる場で人間の苦しみにともなう分離が展開されています。
国家の対立、国内での対立、組織内での対立、身近な人間関係の対立・・・・・・・
いったいこのしつこいドラマはいつ終わるのでしょうか、
この原因は、100%人間の「無知」によるものです。
特にエリートと言われる人々が創る世界は、
学習という記憶と、多くの間違った認識、真実を見ずに概念で物事を判断してしまう癖、
そこから生まれる世界観は、間違った自己の信念に基づく、自分は常に正しいという妄想です。
そこからは強烈な分離を生み出す苦しみをともなうカルマが生み出されます。
結果として格差、差別が現実化されています。
プライドという自我は無知という言葉を絶対に受け入れることはないので、
現実の世界に拡散されていきます。
無知を受け入れることは力そのものです。
無知とは、自我意識が強く、物事にこだわり囚われ全体を見る事ができず、
またそのことを信じている状態です。
お釈迦様は、この状態の心のあり方を煩悩と言い、
四苦八苦の苦しみを伴う因果の世界を繰り返すと言われました。
無知と対局にあるのが知性で、学習による記憶や知識ではなく、
この宇宙と自分と対象をを通して人間の根源的な本質を知ることです。
この真理に気づこうとしないことを無知と言います。
あなたの人生において真理を選択するか無知を選択するかで、
全く異なる世界を生きることになります。
この分離の世界から抜け出す簡単な方法があります、
自分が対立していると認識している対象を無条件で受け入れることです。
そして対象に対し心が無になる実践をします。
修法としては瞑想で行います。
対象に対し無までは行かずとも心が安定し静けさをとりもどすと、
カルマは力を失います。
ほとんどの場合、対象に対し逆の行為をしてしまい現実世界の相手の力を壮大させています。
無は、心の世界から意識の世界にとどまってのみ力の源となります。
無知のもう一つの真理、無を知ること、
この最高の気づきがあなたの中で無が無限の力に変換されます。
感謝を込めて。
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