般若心経 永遠の命とは ~ 3
般若心経の中で、<生(命)とは>に対する一般的な解釈です。
不生不滅 不垢不浄 不増不減
全ては幻で影のようなものです。
何かが生まれ、何かが滅びるということはありません。
これは良く、これは良くないということもありません。
これから良くなる、悪くなることもありません。
この訳は、今までこのお経の訳として、一般的な説明です。
何を言っているか理解できますか?
前回にお伝えしたように、「空」というものを、実体の無いものとして捉えていて、
真実を理解していないため、全体の解釈が全く見えてきません。
あくまでも、三次元的な私達の視点から見た、見解に過ぎません。
「空」とは、超実体であり、人間と宇宙の関係の本質である、
このことをベースにして見て下さい。
では、今回のテーマ「命」について、説明していきます。
このお経は、人間と宇宙の構造を説いたものです。
そして、視点は<観世音菩薩>から見た<真実の宇宙観>です。
不生不滅 ・ ・ ・
かなりインパクトのある一行です。
生まれることも無く、死することも無い ・ ・ ・
私達の世界観から見たら、全く理解できません。
でも、天から見た時、命というものが、常に存在している永遠のものであるなら、
生まれることも、死ぬことも無いという説明が成り立ちます。
不垢不浄 不増不減 ・ ・ ・
私達の世界のこだわり、概念ではない「宇宙の絶対的な真実、真理、法則」が
存在していることを意味しています。
ここでは「命」について、宇宙の絶対的法則に基づき、「永遠の命」「魂の進化を伴なう存在」を
意味しています。
人間には自分達で創った、様々な世界観や神、仏の姿、宗教の教えなどがあります。
それによって、多くの対立が生まれて来ました。
そうではなく、全てを超越した「宇宙の絶対的な法則がある」と問いています。
本当の真実、真理こそが「空」なのです。
前回お話したように、空=人間、空=自身の全てなのです。
宇宙の絶対的法則があるからこそ、今、私達は、命を持って存在しています。
少し、空、命、自分に対し、気付くことができましたか?
ここで一つ、質問をします。
あなたのふるさとは何処ですか?
少し考えてみて下さい ・ ・ ・
次回は「人生の役割」についてお話します。
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