私の家の小さな庭にも変化が起きています。
けっこう育てるのが難しかったホワイトセージが大きく伸び、
今年初めて花を咲かせました。
みかんの木には、今まで見なかった黒アゲハが何度も卵を産みに来ました。
毎年足元にいつもいたアリの姿がなく、また蜘蛛の巣がほとんどありません。
何もない平凡な日常の風景なのですが、私にとっては理想的なイメージが
何もしなくても作られているような気がしました。
ホワイトセージの葉を乾燥させ、浄化に使うため、きめ細かい手入れをし
育てた時は、全てを枯らしてしまいました。
昨年からは何もせず、ホワイトセージにただその場を提供し
あるがままに任せ、思いを手放し、自然に任せました。
そうしたら、本当にのびのびとした大量の葉をプレゼントしてくれました。
昆虫好きだった子供の頃、自宅のみかんの木に黒アゲハが卵を産みに来てほしいと
心から思ったことがありました。
一生懸命地面で働きまわるアリ達を、踏まないように気をつけながらも
気遣うのが面倒でもありました。
庭の花に蜜を求め飛び回る虫達を、捕まえる蜘蛛の巣を見ては取り払っていました。
ふと想像した時、自分の心の中の情景のワンシーンが
庭に作り出されていた事に気付きました。
小さな事のようですが、内なる心の再生、創造とは
自然と共にある瞬間に、おきる事に気付かされました・・・!!
都会の中心にある<エアースポット>
久しぶりに訪れることにしました。
20年前、八方塞がりで苦しんでいた時
引き込まれるようにこの場と出会いました。
高層ビルが立ち並び、コンクリートに囲まれた中
その場は小さな自然と静けさが漂っていました。
20年前と全く変わらぬその場は<自分の居場所>。
自分だけのパワースポットがあっても良いじゃないか。
不思議とそんな感覚にしてくれます。
あの時解放したと思っていた事が、今だ自分の中に残っていることにも気付かされました。
孫悟空が、自分が成長したと思い、仏の掌からキントン雲で遥か彼方へ
飛んでいったと思ったら、実は今だ仏の手の内であったと気付かされる。
自分の中にある記憶の場所とは、大きなヒントを与えてくれます。
あなたの中でまだ解決できない問題があったら、懐かしい場所を訪れるのも良いかもしれません。
あの時と変わらぬ場所があるとすれば、あなたに何かを気付かせるために
「その場所」は存在しているのかもしれません。
―スピリチュアル ヒーリング―
40年以上も前の話
小学校に入る前の「小さな人」は、引っ越して来たばかりの東京の片隅で
一人ボールを投げて遊ぶのが好きでした。
すると、100メートル位先でいつもバットを振っている少年がいました。
日に日に、その少年との距離が短くなっていきました。
ある日の事、「小さな人」は胸をドキドキさせながら「ボール打ってみる?」と話しかけると
少年は「うん」と言って、「小さな人」の願いを叶えてくれました。
少年の名前は「ケンちゃん」と言います。
来る日も、来る日も二人で遊んでいると、次第に他の少年達がどこからともなく
集まって来ました。自然に野球のゲームができるまで、少年達の数が増えていきました。
小学校に入ると、「ケンちゃん」とは違うクラスで、また他の少年達も同じ学年だけでなく
上の学年の少年だったりと、後で思うと、よくこんなに仲の良い友達が、学年、学級を
超えて集まったものだと感心したことを覚えています。
そして、小学校に入ってからも、来る日も来る日も「ケンちゃん」と「小さい人」が
中心となり、暗くなるまでゲームを楽しみました。
ある日の事、中学生の野球部の人が来て、ノックをしてくれました。
しかし、ちょっとした不注意で「ケンちゃん」と「小さい人」の絆のバットに
ひびを入れてしまいました。
「ケンちゃん」は大泣きをしました。
皆はなんでこんなに泣くのか分からなかったけれど、「小さい人」にはその理由が
痛いほどよく分かりました。
そして、突然、その日が来ました・・・。
父の都合で、また引越しをすることになりました。
父はとても怖い人だったので、「小さい人」は何も言うことはできませんでした。
せっかく作り上げた大切なものが、あっと言う間に壊されていくような
不安と悲しみと苦しみをいっぺんに知らされることになりました。
「もう、友達は作りたくない・・・」
小さな人の心は傷つきました。
引越しの前の夜、小さな人はケンちゃんの家に泊まりました。
一日中、話をし、遊びました。
お土産に大きなケーキを貰いました。
家に帰って、誇らしげに「こんなに大きなケーキを貰ったよ」と言ったら
父が虫の居所が悪かったのか、次の瞬間、そのケーキは私の顔にぶつけられていました。
全く理解できぬまま、小さい人が好きだった柿の木の下で、ただただ泣いていました。
ふと夜空を見上げると、きれいな星空でした。
あの時見た天の川が、今でも心の中に写し出されます・・・!
最後の別れの日、小さな人を送りに、全員が集まっていました。
でも、小さな人はみんなの顔を見ることができませんでした。
特に「ケンちゃん」には、何も言う事すらできませんでした。
ただただ、こんなに苦しいのなら「もう友達なんかいらない」そう思いました。
母に手を連れられ、その場を離れました。
「なんで挨拶くらいしないの?」
小さな人は下を向いたまま、後ろを振り返ることもなく、その場を離れることとなりました。
「さよなら」「さよなら」「ケンちゃん」「タックン」「トモクン」「・・・」
小さな人は心の中で、何度も何度も叫びました。
あれから小さな人は、何度も忘れようとしました。
もう自分には必要ないと、決め付けたこともあります。
でも、本当に忘れたと思っていても、どこかで下を向いて悲しんでいる
「小さな人」がいることに気付いてしまいます。
ある日無性に、あの時、あの場所がどうなっているのか見たくなりました。
そして、勇気を持って、行ってみることにしました。
40年以上も経っているのに、まるでタイムスリップをしたかのように
あの場所は「そのまま」でした。
ボールを投げていた壁も、表札の名も変わらぬまま・・・
まるで「小さな人」が戻ってくるまで待っていてくれたように・・・
そして、私は決心しました。
小さい人が表れた時、必ず小さい人を大切にし、向き合い、キャッチボールをしたり
一緒に話したり、いつも一緒に話しかけました。
すると、だんだんと小さい人は人見知りをしなくなり、下を向くことが少なくなり、
笑顔が出てきました。
いつも一緒に「小さい人」とあの場面へ戻ることにしました。
「ケンちゃん」から貰ったあのケーキを、家族で楽しく食べ
次の日、見送りに来てくれた少年達、一人一人に握手とハグをして
「また来るよ」「ありがとう」と声をかけ、最後に「ケンちゃん」を思いっきり
抱きしめました。
小さい人は笑顔で元気よく、その場と別れることができました。
「新しい学校でいっぱい新しい友達をつくろう」
小さい人は、最高の笑顔でみんなと別れることが出来ました。
その後、私の心は穏やかで、小さい人はいつも笑顔で話しかけてくれます。
小さい人との関係が癒されてから、私は解放されました。
何か今までに無い、大きな力が、私の中からこみ上げてきました。
そしてこの力が、全てを癒すことのできる「愛」であることを
身をもって知ることが出来ました。
「その力」は苦しみ、悲しみの過去をクリアーにしてくれます。
本当に魔法のような奇跡の力なのです!
小さい人を愛する事により、初めて理解できました。
このことを学んでから、私の心はいつも穏やかです。
小さい人に感謝をこめて
インナーチャイルドより
―スピリチュアル ヒーリング―
震災の後、そんな中でも、子供達の遊びまわる姿、笑顔が忘れられません。
自衛隊が瓦礫を撤去する中、夕方近くになると、いつも海を見に来る一人の少年がいました。
その子を気にしていた、一人の隊員が、傍に寄って声をかけたそうです。
「ぼうや、いつもどうしたの?」
すると「まだ、お父さんとお母さんとお姉ちゃんが見つからないんだ」
「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」
その隊員は手袋をはずし、彼の肩にずっと手をかけていたそうです。
すると少年が 「僕、将来おじさんと一緒の仕事をしたいな!みんなを助けられるものね!」
その隊員の目には、あふれるばかりの涙があふれ
夕日が静かに二人を映し出していました・・・・・
ある日誌より
一見すると元気で、笑顔が絶えず、年老いた人達の為に一生懸命ボランティアをしている少女
学校にいたため、助かったものの、大切な家族5人を亡くしました。
津波で流された、幸せだった家
彼女が一本のフルートを取り出し、静かに音を奏でました・・・
その場は静まり、時間は止まり、大地が悲しみと共に癒されていきました・・・
彼女の目には、もう涙はなく、輝く瞳が未来を見つめていました!
世界の明日を担う インディコチルドレン達
あなたたちにバトンが渡されたような気がします!!
―スピリチュアル ヒーリング―
5月に入りました。
宇宙的エネルギーは更にヒートアップしています。
サプライズ サプライズ
宇宙の進化、成長とは継続的ではなく
常に断続的変化で導かれていきます。
この時期、人生も同様に展開されていきます。
変化を恐れてはいけません。
楽しんでいきましょう。
昨日は庭に、夏の恵み、トマト きゅうり すいか トウモロコシ ブロッコリー
そして、バジルを大量に植え付けました。
土を癒し、トルマリンの粉を蒔き、ソーラーウォーターをたっぷりかけていくと
すぐに、苗達が根付いていく感覚を感じました。(完璧な無農薬です)
浄化した土での収穫物は、味が本当に違います。
皆さんも大地や芽をヒーリングしてみて下さい。
さて、一枚のコイン、ネイティブアメリカンの絵(イーグル 母子)から始まった
私の人生の旅も、7合目位に来たようです。
本当にいろいろな事を見せられたと同時に、まだまだ足りない所を突きつけられました。
「これでもか! これでもか!」
・・・ でもこれで良いのです。
一つの物語の頂上に立ち、また違う人生の情景を眺めることが
出来る様になります。
人生の旅は終わりが無いようです・・・。
去っていく者は追わず、来たる者には愛をこめて受け止めましょう!
すべてがあるがままに・・・
その時が来ています。
―スピリチュアル ヒーリング―